Collection: July が終わって8月も Jura 推し!

【 JURA特集の第一弾 】
自然と人間の境界を溶かす “ワイン芸術” = J.F.ガヌヴァ を味わう!

中でも、妹アンナとのネゴシアンプロジェクト
「Anne & Jean-François Ganevat」名義のワインをリリース!
その魅力柱の一つでもあるジュラと近隣産地を合わせたネゴスラインです。
まずは昨年リリースされてから、およそ1年寝かせていた10種。
特別なワインをぜひこの機会に...
ワイナリーの入り口
ドメーヌの入口

|Domaine Ganevat|ドメーヌ・ガヌヴァ|

ジュラ地方を代表するドメーヌ。
その歴史は大変古く1650年にまで遡ることができます。
1976年までは牛を飼育してコンテチーズの生産もしていましたが、前当主の代からはワイン造りのみを行うようになりました。現当主のジャン・フランソワ・ガヌヴァ氏(写真)は、14代目。
JFガヌヴァ
|Anne & Jean-François Ganevat の設立へ|

2013年、ジャン・フランソワ氏との妹アンヌが、収量の低下と気候変動の拡大に対応するために共同で立ち上げたネゴシアン。創業当時ジュラ地方では2012年は霜害、2013年は春の雨により結実が半減し、両年とも収量が非常に少なく極少量しかワインを造れないという年が続きました。
そこで彼らはこのネゴシアン部門を設立すると同時に、ボジョレー地方の醸造家の友人から、新たにブルーイ、フルーリー、モルゴンにある畑を1.5ha購入。そして地元ジュラ地方のブドウと他の産地のブドウをブレンドすることで、唯一無二のキュヴェを手掛け始めました。
セラー(容器は陶器か木製のもの)
|無濾過・無清澄・SO₂無添加(または極少量)|
|20種類以上のキュヴェを手掛けるが、すべて驚くほど緻密に設計されている。|
|醸造器具はできるだけ自然素材(木桶、陶器)を使用|

|他産地とジュラの伝統との融合|
当時は、伝統を重んじるジュラの他の生産者からも、
少々、批判的な目線もあったようですね。
一時期はオヴェルノワなどジュラの仲間内の試飲会にも参加しなくなっていたそう。
当初、ドメーヌワインとネゴスワインの評価の差もあった中、
それでも、作り続けた...
そこに信念を感じますよね

そうしていまのガヌヴァが確率したということでしょう。
そして前から、サヴァニャンの果皮浸漬もしていたことから
あくまでも、その土地、その年の最善を
ユーモアも交えながらワインを作る。その柔軟性。
カッコいい、、、
そんなことを思い馳せながら、
がゆえの Vin de France ネゴスワイン、飲んでみて貰いたいです。
と言いますか、他産地でも自社ブドウだったりするので
もうそれってドメーヌじゃん。とか思うの
ま、ジュラ単一じゃないけど
その後の(つまり今の)自然派ワインの作り手たちに
多大なる影響を与えたことは、間違いない!
ジョスラン
Jocelyn Broncard(ジョスラン・ブロンカール)
ちなみに、というか大事なことなのですが、
現在、2020年からは、ここ10年くらいエノローグとしてドメーヌに出入りしていた、
Josrin(ジョスラン)がジャンフランソワの右腕となり、醸造をほぼ彼が担っているそう。
瓶詰など重要な局面は、JFが決めるという点に変化はなし
このジョスランも、JF同様、オープンマインドな男そうですね
年齢はわからないけど、(JFより多少は若いでしょう)
新しい風が入ることで、よりガヌヴァのワインが唯一無二の存在になっていくことは必須です
ドメーヌもののワイン
Jean-François Ganevat(ジャン=フランソワ・ガヌヴァ)|
ジュラのナチュラルワイン界を牽引してきた伝説的醸造家。
2013年からは妹の Anneと共に「Anne & Jean-François Ganevat」名義でもリリース
セラーの目の前からの夕日
セラーから見える夕焼け
text:Kyohey KINA
(参考資料:Raffineさんほか、フランスメディアの記事、SNSなどから情報収集)

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